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揉み返しって何?

揉み返し(もみかえし)とは、マッサージや整体を受けた後に起こる、筋肉の痛みのことを言います。筋肉痛と同じような種類の痛みです。

マッサージなどで強く押されたりすると、筋肉の繊維が損傷して筋肉や筋膜が修復される時に起こるもの。

これは筋トレとかをやった時に起こる「筋肉痛」と同じです。

 

「筋肉の破損」から修復された筋肉はより強く強化されます。

筋トレは、わざと筋肉に大きな負荷をかけて、破損→修復、を繰り返し、筋肉を強化させる目的で行いますが

マッサージは、筋肉を柔らかくしてもらいたくて行くわけですから、これは逆効果と言えます。

運動をしない人が、激しい運動や筋トレをすると必ず筋肉痛になるように、普段、施術を受けてない人はすぐ揉み返しになったりします。

 

一時的に「ほぐれた」みたいな感覚になりますが、揉み返しの後、その筋肉は強化され、固くなっていくのです。

これを繰り返したらどうなるか

どんどん強化された筋肉はどんどん強化され、当初の力では物足りなくなってしまって「もっと強く揉んで下さい」とか「長めのコースでお願いします」

ということになってしまいます。

これは、定期的に通うことにより、さらに悪化してると言えます。

 

実際、「毎週2回はマッサージに通っています」とか言う方の筋肉はガチガチです。

 

当院では、固くなった筋肉を強い力でもみほぐす、というような、悪化する施術はなるべく避けています。

悪化させる手技を使わなくても、関節や背骨の可動をよくすることで症状は改善します。

 

 

2010.04.05 [ 未分類 ]

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