「手術しかありません」
首や肩、腰や膝の痛みや悩みで病院に行きお医者さんに「手術しかありません」と言われたことのある方は少なくありません。
「『病院で手術しかありません』と言われました。何とかならないでしょうか」言われることはよくあります。
「手術しかありません」とお医者さんに言われたら患者としては「絶望」のように受け止めてしまいます。
「手術しかないのか?そこまで悪いのか?」と悩み「それしか治る方法は無いのか?何とかならないのか?」と藁にすがる思いになってしまいます。
また、逆に「手術をしたら一発で治る」など、手術が万能だと思われてる方もいらっしゃいます。
手術したことによるデメリットやリスクなどをしっかり理解していないと、取り返しが付かないことになる場合もあります。
この「手術しかありません」という言葉もこの字面通りに解釈をするのではなく、大きく2つの意味を持つ言葉にあたることが多いです。
一つはもうそのままの言葉の通りになります。「手術しかありません(=手術をしたほうがいい)手術により良くなる可能性が高くなります」という意味です。
「手術しかない」という言葉がまさにその言葉で表されています。
患者さんによっては、「選択を迫られる」ことよりも、医者が主導してくれた方が有難い。と考えてらっしゃる方もいらっしゃいます。
「手術をしますか?しませんか?」という選択を、知識もないのに選択させられるのは苦痛と考える高齢者の方も少なくないと思います。
そしてもう一つの「手術しかありません」は「(病院で保険診療内でこれ以上治療を続けるなら)手術しかありません」という意味です。
要は保険診療内ででできることは限られているので「何かほかにするとしたら手術くらいじゃないでしょうか」というある種一つの提案という意味での「手術しかありません」になります。実はこの意味での「手術しかありません」と言われる方が非常に多いのです。
この場合痛みは当然ありますが、ある程度の日常生活はできている状態言われることがほとんどです。
。手術が好きな人は少ないです(なるべくなら手術しないで治ればありがたいですから)お医者さんも多くのお客さんを診ているので本当なら丁寧に説明したいのでしょうが、なかなか全ての患者さんに丁寧に症状の説明は難しいものであるので、この表現しかないのです。
ですから「手術しかありません」と言われても改善の見込みがある方はたくさんいらっしゃいます。「病院で「手術しかない」と言われたが治りました」と宣伝している治療院をみかけますが、あながち間違いでもないことはあります。
当院では説明を丁寧に行っています。自費で施術を行うので時間を有効に使いしっかりと説明していきます。
それはクライアントの悩みや他では聞けなかったことなどもお答えします。
病院で「手術しかありません」とお医者さんに言われたとしてもその説明の意味、お客様の意向、双方の立場、客観的な視点で損得なくお答えします。
2022.04.01 [ お仕事 ]