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足のむくみや疲れ

足のむくみ・疲れが起こる原因とは?

 

デスクワークをしていて長時間座りっぱなしでいると、足のむくみや疲れを感じてしんどく感じるときがありますが、これにはどういった原因があるのでしょうか?

  • ふくらはぎの筋肉が使われないから(静脈の流れが悪い)
  • 下半身が圧迫されて血流が悪くなるから
  • 座りっぱなしでリンパの流れが滞るから

 

ふくらはぎの筋肉が使われないから

ふくらはぎの筋肉には、足の血液を押し上げるポンプ機能があり「第二の心臓」とも呼ばれています。

デスクワークは、基本的に座りっぱなしになるため、ふくらはぎの筋肉が使われずポンプ機能が作動せず血流が滞ってしまうのです。

座っている間は、体重のほとんどが座面によって支えられることになるので、座りっぱなしでいると下半身の血流が滞ってしまうのです。

 

下半身が圧迫されて血流が悪くなるから

デスクワークで足のむくみ・疲れが起こる原因としては、長時間座りっぱなしで仕事をするため、お尻や太ももなど下半身が圧迫されて血流が悪くなることも考えられます。

血流が悪くなると水分が下半身に溜まって足のむくみの原因になるので、解消するためには血流を促進する必要があります。

足のむくみや疲れを解消するためには、ふくらはぎの筋肉が持つポンプ機能が必要不可欠なのです。

特に膝の裏にはリンパ節があるため、長時間のデスクワークをしているとリンパが滞りやすく足のむくみや疲れにつながってしまうのです。

足のむくみ・疲れの原因③座りっぱなしでリンパの流れが滞るから

長時間のデスクワークは血流を悪化させるだけでなく、リンパの流れが滞らせることでも足のむくみや疲れを引き起こします。

リンパは、体内に溜まっている不要な老廃物や液体を回収して排泄する役割を持っているのですが、座りっぱなしでリンパの流れが滞ると老廃物などが下半身に溜まってしまいます。

 

足のむくみや疲れを放置するとどうなる?

人によっては、足のむくみや疲れを感じても、そのまま放置してしまう方もいるかもしれませんが、放置しているとさまざまな問題を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

では、足のむくみや疲れを放置するとどういった問題が起こるのか、以下で解説していきます。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)を引き起こす

脂肪を溜め込んでセルライトになる

デスクワークによる足のむくみ・疲れを解消する方法

デスクワークをされている方の中には、日常的に足のむくみや疲れに悩まされている方も多いと思います。

上述したように放置していると下肢静脈瘤やセルライトになることもあるため、放置せずしっかりと解消したいところです。

定期的に立ち上がり座りっぱなしにならない

忙しかったり仕事に集中していたりすると、気がつけば数時間座りっぱなしだったということもあると思いますが、ずっと座ったままだと足に老廃物が溜まってむくみを引き起こします。

一時間に一回立ち上がるなど自分の中でルールを決めて、長時間座りっぱなしでいないように意識しましょう。

デスクから立ち上がったタイミングで軽く足踏みしたり屈伸したりするだけでも、ふくらはぎのポンプ機能が働いて足のむくみ解消や予防につながります。

ストレッチやマッサージを行う

デスクワークの足のむくみや疲れを解消するには、適度にストレッチやマッサージを行うのもおすすめです。

なかなか立ち上がる時間を確保できないときは、座ったまま爪先を床に付けた状態でかかと上げ下げしたり足首を回したりと、体操をするのも良いでしょう。

机やいすなどの環境を整える

デスクワークやテレワークで使用しているチェアにこだわることによって、足のむくみ解消や予防につながる場合もあるので、今使用しているチェアを見直してみることもおすすめします。

 

 

2014.09.26 [ お仕事 ]

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