スペシャルボディケアコラボ

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どの治療が優れているの?

病院での診断は「健康」か「病気」で二極化されることが多くあります。 血液検査のそれぞれの数値が、規定範囲を外れていたら「悪い」規定範囲内だったら「良い」といった感じです。

それに対して東洋医学には「未病」という言葉があります。「健康」と「病気」は切り離せないもので、「白」が段々と「グレー」になり、また段々と「黒」くなってゆくように、本当は「健康」から「病気」にも様々な段階があります。この「グレー」ゾーン、「未病」の段階を治療することは、東洋医学の最も得意とする分野です。

東洋医学では、局所的にではなく全体的に人をみて、対症的ではない、根本的な治療を主眼としているのも特徴の一つです。

整体や気功・指圧も東洋医学に含まれますが、他に、漢方・鍼灸などの中国の医学、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダなど、世界には現在日本の病院で一般的に行なわれている治療以外にも様々な「医療」や「医学」があります。

ヨガや瞑想もまた心身の健康を促進するという点から言えば広い意味では医術に含まれるでしょう。また「医食同源」というくらい食事だって大切ですし、着ている物や身につけている物の色、周りにある色や空間もまた、私たちに大きな影響を与えます。香りや音も同じです。

西洋医学でも、我々が普段慣れ親しんでいる手術や薬などの治療法(「現代医学」/アロパシー医学)以外にも、オステオパシーというものもあれば、アロマテラピー、ホメオパシーやナチュロパシー、カイロプラクティックなどの代替医療など、様々な治療法があります。

不得意分野を補い合って共存する、これからの医療

それぞれの治療法・医学にはそれぞれの思想や哲学があり、得意分野が異なります。

東洋医学の治療の多くは速攻性に乏しく、既に真っ「黒」くなってしまったもの、既にある程度まで進行してしまった病気は治しにくい、という欠点があります。

東洋医学しかない世界になったら、今は救われている多くの命は失われてしまうことになるでしょう。また東洋医学の検査結果は数値で測定できるものばかりではなく、効果が分かりにくいのも欠点と言えるかもしれません。そんな風な、それぞれの個性を持った様々な「医学」が、それぞれの不得意分野を補いあって共存するような、そんな医療が未来の医療の姿の理想形だと思います。

だからこそ 『一流の治療家人たちが集まり、施術を行なうだけではなく、体や心について語り・教え、学び合い、心身ともに健康に「よりよく生きる」方法を楽しく研究し、追求することできる』

そんな場をつくることができたら面白いだろうな、と思っています。。
その先駆けとなる取り組みとして、スペシャルボディケアコラボを立ち上げました。

日程・会場・参加業種は毎回変わります。

詳細は「イベント情報」をご覧ください。

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